「詩はこころのおやつ」海乃もくずの詩のブログ

文を書いています。活字中毒者です。このブログでは詩 poetry lyricsをつづっていきます

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

☆鬱 (真っ最中)

なんのために生きてるんだろ 誰か教えて 進む方向がわからなくなっちゃった 誰か手を引いて 友だちなら何人かいる ほんとに心配してくれる人 だけどみんなすることがある 私だけなんにもないの こんなこと気にして悩むなら なにか始めればいいんだろうけど …

求めて☆

自分がどんなに浅はかだったか 僕は昨日やっとわかった 僕はこれからどうしたらいいんだ なんだか僕の足元が 大きな音を立ててがたがたと 崩れちまったような気がするよ 僕は愛したことはあるけれど 愛されたことがない もちろん家族は別さ 僕は僕が一番かわ…

道拓く☆

あの子は口を開くと いつまでもこのままでいたいっていう だけど俺は できればこの状態から 一抜けすることばかり考えてる あの子は口を開くと ずうっとこのまま時を止めてほしいっていう だけど俺は できれば早く新しい道を 見つけて歩きだしたいんだ どっ…

不安(鬱になりかけていた時)

時々何かに救われたって人いるけど 一体どんな気持ちなんだろ あたしさ、自分の考えてること 人に喋るとキチ ガイみたいでこわい あたしすごい考えすぎなのかなあ こんなこと考える人いないんだってさ あたしやっぱりビョーキなのかな うそうそあたし信じて…

色☆

君がなに色か喩えるなら 僕が染めた涙の色 僕と君の始まりは なんでもない日常のひとコマ 働くことに疲れた僕らが ようやく探しあてたオアシスだった そして僕は気づかぬまま 君にすべてを賭けていた 君はそれを憎んでいたんだね 四六時中僕は 君を夢の中で…

全部ぶっ壊せ☆

中から見えても外から見えない 鉄格子のなかで みんながパンをかじってる 上ヘ上がるほうはバター付き もう一方はカチンカチン 規則規則規則 破ったことない人なんているの? 冗談じゃない逃げてやる 紙切れに縛られる 生活から逃げてやる 時々あたしと同じ…

今この一瞬

今まではすごく小さかった 生まれたときは 皆同じ大きさだってわかってたけど 小さく静かに生きていた 自分の主張をすることもなく 大きいものの後ろに隠れて 音も立てずに家路についた 何もかもが巨大な恐怖の対象で 白い壁のそばにうずくまった私は 無心で…

豹のように

誰かそっと声をかけてくれない あたしの目の中の 光がちらりと動いたら 氷山に映る星のように 静かに生きるより 今まで隠していた 本当の顔をさらけ出したい もしも1%の可能性でもあったら あたしに賭けてみて 多分絶対損はさせない 自信は自分が信じること…

サヨナラ☆

昨日僕は 君の瞳がかげっているのに気づいた 今まではあんなに輝いて 甘い気持ちを映し出していたのに 君は僕の歌の中でしか 美しくなれないことにきづいたんだね 君の細い指が 動きで言葉をつづる 僕はいつでも君だけを抱いて この街を泳いでいたかった 君…

imissyou

あなたは 妙に大人びて見えたり 弟のような振る舞い 目のはなせないひとだった よく2人でト音記号を追いかけたよね あなたのキーボード聴くの 大好きだった 一緒に買い物に行って 家族ぐるみで旅行に行って 写真と思い出が今でも私の宝物 兄妹みたいだったね…

オレンジの朝☆

窓から見える景色がいつもと違うのは 昨日買ったオレンジのせいだ 紙袋から飛び出した僕だけの朝 もぎたての果実の香りは オレンジの朝がやってくる前兆のようなもの いつかきみにもみせてあげよう なんて素敵なオレンジカラー きみはきっとそういうよ オレ…

ユカイな恋☆

僕のユカイな体験を聞くかい? ただ一人の女の子と 一緒にいたかっただけなんだ 真昼間からなにか 強いドリンクが欲しくなる 醒めていた僕を見つけた君 君は最初になんていったんだっけ その言葉でラムのグラスが弾けたんだ 君は一体どこから来たの 仲間の問…

例えばこんなこと☆

宇宙人いるんだって 宇宙人くるんだって どうしようあたし もしもホントに宇宙人がいて もしもほんとに地球に来たら あたしとブライアンどうなっちゃうの あたし昨日のライブで 真っ白いTシャツにブルージーンズの ギターがめちゃくちゃカッコイイブライアン…

ナミダ

君の一番最初のナミダは 誰のために流すの 君の一番最初の笑みは 誰のためにこぼすの ナミダはいつだって 自分のためだけに あるものだと信じてた 自分の感情を表現するためだけに あるものだと信じてた きみのナミダは君だけの頬をすべり 君の思いは君だけ…

any more

「まだ雨はやまないのね」 きみは物悲しく 僕の心に語りかけてくる ぴったりと きみの眼差しが 曇った水滴を透かして 今の状態を読み取ろうとしている もう二度と もうこれ以上 微かな吐息とともに きみのベッドの柔らかさが 流れて肌に触れる 僕たちは何に…

オンガク

いまなにをみてる いまなにをきいてる 私に教えることができる? いまなにがいちばんほしいのか 犬がくわえてきた片っぽの靴は あなたが手に入れられるチャンスを表してる さあ私のために叫んで 素晴らしいロックをかけろって 例えばほんとに求めてるものは …

あなたが好きです 気高さのなかにそこはかとなく漂う 色気のあるあなた どんなに忙しくても うなじに微かな香りを 保っているあなた 理想の女性像をもっているあなた 愛するものを愛するひとに譲れるあなた イヤなひととは戦ってでも奪い合うあなた 歴史をも…

☆聖夜の扉

僕は寒々とした部屋の窓から見える 月に君の面影を描いている この前ポストに投函した クリスマスカードを気にしているのも 君に夢中な証拠なんだ だけどもし僕がこの 冷え切った氷に囲まれた世界に 落とされる運命ならば 僕の愛に通じる扉は いつまでも開か…

SHE

あの子は 小さなガラス細工 シルクのような輝く肌の はずかしがりやさん 細い手足 控えめな声 いったい何をささげれば こちらをふりむいてくれる? 蓬莱の玉の枝? まるでかぐや姫 触れることが出来なくても いつまでもそばにいる あの子のKnightを気取ろう …

瞳をかえしてよ かなり厳しい寒さから立ちあがったのに あんたはまだ3分きっかりの 砂時計を疑っている 一人でここまで這い上がったのよ 伸びすぎた髪が肩に絡みつき あんたという木が砂漠にはえる 片目がないのよ いつまでも待っていられないのよ 資料を元…

寂しいひとへ

君が僕と知り合ってすぐの頃 あどけなくて まるで小さな花忘れな草 やがて僕らが 付き合い出したこと まちに広まって 友だちは祝ってくれたけど 言葉の裏では羨んでいた 僕たちはあの頃 誰よりも幸せだったと信じる だけど一つだけ リリが君に教えたこと あ…

ありがとう

心からおめでとうと言わせてください 私はいつでも自分の意識していないところで あなたを支えに過ごしてきたから あなたの幸せを聞いた今 心から祝福したいとおもっています あなたはどことなく超然とした瞳で 私は半ば憧れに近い瞳で お互いにいろいろな話…

☆さらってもいいかい

その遠くに思いを馳せる瞳で しっかりと僕だけを捉え おもいつけるだけのわがままを 僕に際限なくぶつけ 君の存在をどうしようもないほど 僕のこころに刻みつけて欲しい さらってもいいかい 泥棒に身をやつしたっていい 目に見えるものは全て僕のものだ さら…

3番目の森についたら

3番目の森になんか行きたくない だけど風が 私をそこへ連れて行ってしまう 私はふわふわで柔らかい みんながふわふわちゃんと呼ぶので 本当に軽くなってしまった だから 風はカンタンに私を森へ運ぶ 3番目の森ってなに? 私は風に乗り 哀しい涙を一粒こぼす …

ひとり

ひとりでいることを 誰に気兼ねしている ひとりでいることが なぜ恥ずかしいとおもう ひとりでいることが できなければ 生きていくことなど できはしない ひとりでいても 凛として 自分を失わないひとを みてごらん ひとりでいることが 出来るひとは 強くて …

街~sinzyuku~

久しぶりに行ったんだ ちょっと前までは あんなにいつも通ってたのに 今じゃ河岸を変えちまって すっかりご無沙汰だった そしたらなんだか 様子が変わった気がしたんだ そうあの頃は 行くたびに喜んで迎えてくれた 「やあよく来たね いいものが入ったんだ 新…

真実

いつでも 真実が 最後に 残る どんなに あがき 抵抗しても 真実には かなわない 拒んでも 目の前に 突きつけられた 真実は 絶対に 私を 許してくれない 私は いつでも 最後の 真実に 拒絶される 真実は 私を 嘲笑い 足蹴にして 辱める 私の 期待を 希望を み…

☆雨だれ~首飾り~

ひどく寂しい雨音 言葉をなくした私は 両の瞳に涙浮かべ じっと闇にうずくまる 冷たい雨を素肌を受けて ひとりぼっちの後ろ姿に 夜の香り 雨ひとしずく 降る雨降る雨 拒絶されたもの同士 はるか空から私に触れたくて 降ってきた雨粒 首飾り 降る雨降る雨 傷…

誓い☆

今までの自分の過去が 取り返しのつかないほどの失敗に思える もっとああしておけばよかったと思うことが 人の10倍100倍はあるんじゃないかと 不安が心を重くする 自分が傷つけた人の顔を思い浮かべ 自分を傷つけた人の顔を思い浮かべ もしかしたら生まれる…

無題☆

1 その人は気ままに動く 時計をもっている その人はいつでもえさをほしがる 9匹の金魚を飼っている その人は芽の出た 水栽培の球根をもっている その人はおなかがすく頃になると 街へでて 一番お腹がすいていた時立っていた 店の中でご飯を食べる その人は …